2011年10月28日金曜日

夕食

カレーうどん、食いました。

夕食のメニューに困り果てた。
簡単にできて、腹にたまり、そして食ったという満足感のあるものと考えるとなかなか思いつかない。
冷凍庫にあるものをずらりと並べても、頭の中で組立てられない。適当に炒めて、塩胡椒とオイスターソースで味を付ければ何でも喰えるのだけど、それでは喰ったという満足感は得られない。

炊飯器を開けると、白飯が茶碗一杯ほどある。
冷凍庫の中には、冷凍うどんが3玉ある。
保存食袋には、パスタとそうめんが一袋ずつある。

ここで主食が決まる。
白飯では量が足りない。茶碗一杯では、昼食抜きの現在の空腹感を満足させられない。よって却下される。
パスタと素麺では、いまから茹でるには時間が無さ過ぎるし、一袋を全て使うには量が多すぎる。乾麺が中途半端にあまるのが一番質が悪い。よって却下された。
冷凍うどんは、個別に放送されているので、1玉だろうが2玉だろうが自由である。
今回は2玉、使う事にした。

つぎに主菜をどうするかとなる。
主食がうどんと決まったので、おかずを作るというよりも、うどんの味付けをどうするかとなる。

まずは、温かいうどんにするか、冷たいうどんにするかである。
冷たいうどんにすると、オプションで食い応えを付け足しするしかない。
オプションを作るとなると、天麩羅や焼き物をするしかない。今から天麩羅や焼き物を作るのは面倒くさい。せっかく面倒くさいのを避けたのに、オプションで面倒を背負うのはバカらしい。
よって、冷たいうどんは却下となる。

温かいうどんに決定すると、うどんの種類を決める事になる。
汁ありのうどんにするか、焼きうどんのような汁なしのうどんにするかである。
焼きうどんにすると、付け足す具材に制限が出てくる。肉に野菜を加え、玉子を足すぐらいである。発展の余裕が少ないし、物足りない時のオプションが無くなってしまう。よって汁有りのうどんに決定した。

更に細かい思考が続くのだけど、それを箇条書きにしても自分で飽きてしまうので省略するが、カレーうどんに到着するまでに40分ほどかかってしまった。

作られた夕食は、
冷凍うどん2玉に、ヒガシマルの関西風うどん汁半量を使った汁に、玉子とほうれん草の茹でたものをのせ、更にボンカレーを温めたものをかけた、カレーうどんとなった。

食べ応えも十分有り、調理時間も10分ほどと短く、調理器具も小鍋一つだけという、最初の思惑通りの夕食となった。
が、結局、夕食を作ろうと思ってから1時間以上立ってしまった…。

思いつきから行動までに時間がかかるのは、歳のせいなのだと言い訳して夕食を済ませた。

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